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ターキッシュバン


英語表記 Turkish Van
原産国 トルコ
公認団体 CFATICAFIFeGCCF
毛種 長毛種

ターキッシュバンの特徴

ターキッシュバンは丸顔の頭部に間隔の狭い三角の耳、アーモンド形の大きな目は琥珀色かブルーまたはオッドアイであることが多くあります。
筋肉質のしっかりした体格のロング&サブスタンシャルタイプで、標準的な体重は4~8kg程度、中型よりやや大きめです。
被毛はミディアムロングですが、最大の特徴は特徴的な被毛のパターンで、頭部と尻尾以外は白であるということです。このパターンを「バン・パターン」と呼び、この猫種に特有のものであったことから呼ばれるようになりました。

ターキッシュバンの性格

ターキッシュバンは表情は豊かで愛情深く、冷静で落ち着いています。
ターキッシュバンの気質においては、品種というより遺伝的な傾向が強く、また、幼猫期の母猫からの愛情による影響が大きいタイプの猫と言われています。
仲間を作ることが好きな猫で、人間だけでなく犬などであってもリーダーシップのある相手に懐いていくという、賢く従順な面があります。自立心と依存心のバランスがちょうどよい、安定した性格です。
ターキッシュバンは活発で走ることや遊びが大好きです。

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ターキッシュバンの歴史

トルコ東部のバン湖は、塩分が濃いことが特徴のトルコ最大の湖です。イラン、イラクなど中東とロシアに接する地域であり、イスラム教の聖なる山・アララト山の近くでもある、古代から人の暮らしのある山岳地方です。
ターキッシュバンはこのバン湖周辺に古代から存在するとされる猫で、ターキッシュアンゴラ、バンキャットとともに希少猫とされています。
ターキッシュアンゴラとは住んでいた地域が異なり、また、ターキッシュバンの方がより市民的な猫として、トルコの猫愛好家から愛されてきました。
ターキッシュバンの歴史は古く、紀元前1200年頃に作られた貴金属に、頭部としっぽに着色のある、よく似た猫の絵が彫られていたとされています。また、西暦75年頃、ローマ帝国侵攻の際の記録にも、頭部としっぽに柄のある猫の絵が描かれていたと伝えられています。

ターキッシュバンをヨーロッパにもたらしたのは、バン湖地方を旅行していた2人のイギリス人でした。彼らはカメラマンと記者で、トルコ観光局の依頼で取材旅行をしていました。旅先で譲り受けた2頭の猫を連れて旅行を続けていたある暑い日、譲り受けた子猫たちが水遊びをして涼を取っているのを見て驚いた2人は、イギリスに連れ帰った後、2頭を広く紹介しました。
スイミング・キャットとして知られることになった子猫たちは、特徴的な被毛のパターンにも着目され、繁殖されることになりました。その後の4年間の交配でも、譲り受けた猫たちは親猫と同じパターンの毛色の子猫を生み出しました。
1959年、ふたたびバン湖地方を訪れた2人は、もう1組のターキッシュバンを連れ帰り、繁殖家のアドバイスを受けながら猫種登録を目指すことになりました。
そして原産国トルコのアンカラ大学によりターキッシュバンが自然発生の猫種として認められ、1969年にはイギリスの猫血統登録団体GCCFで、品種認定のための予備登録が行われることになりました。
1982年にはアメリカにわたり、CFAとTICAという大きな猫血統登録団体に公認されることになりました。

なお、ターキッシュバンはターキッシュアンゴラ同様、現在はアンカラ動物園とアンカラ大学の協力で、種の保存のために血統管理のもと、飼育されています。

ターキッシュバンの飼い方

ターキッシュバンは特に若猫時代までは非常に遊びが好きで、ネズミ捕りなどのハンティングはもちろん、高い所に飛び乗ったり、飛んでいる虫を追ったりもします。
やや大きめの体格をしているので、キャットタワーなどは安定したものを用意して、足場になる場所は整理しておくなど危険防止を心掛けましょう。

水に対して抵抗のない個体も多く、子猫は流れている水にじゃれつこうとすることがしばしばありますので、水洗トイレや風呂、洗濯機は要注意です。それぞれのふたや扉をきちんと閉めておくようにしましょう。
水槽に魚を飼っている家では、何らかの防御策を講じなければいけません。

ターキッシュバンは水泳猫といわれるだけあって、被毛は防水性に富んでいますが、これは皮脂が被毛を包んでいることによります。過剰な皮脂は皮膚病の原因になりますので、定期的にシャンプーを行ってあげましょう。
それ以外は週に数度のブラッシングかコーミングでもつれを解いてあげれば良いでしょう。

ターキッシュバンの毛色

ターキッシュバンの頭部と尻尾には、「バン・パターン」と呼ばれる模様があります。色はブラック、ブラウン、クリーム、トーティシェル、トーティ、ブルー、レッドなどとそのタビーです。体はホワイトになります。

ターキッシュバンの気を付けたい病気

古い時代から存在している土着の純血種であるターキッシュバンは、遺伝性疾患が少ない頑強な猫です。
鼻筋や耳先など毛の薄い部分が、やや紫外線に弱い傾向がありますが、室内飼育をしている限りではまず問題がないとされています。

ターキッシュバンは、猫では少ないとされる血液型B型を持つ個体がやや多くあります。
猫の輸血は血液型か異なると急性の免疫反応を起こしてしまうことがあり、最悪の場合は死に至ります。
避妊去勢を考えている場合や手術の必要な疾患に見舞われた時に備えて、血液型の検査をしておくのが良いかもしれません。

ターキッシュバンの里親募集

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