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ミヌエット
Minuet

ミヌエット 顔

丸みのある体に短い四肢、骨格はしっかりしていて、首も太く、丸い頭をしています。しかし、ペルシャほどマズルは低くないことが条件でもあります。ミヌエットは育種の過程で、ペルシャ系で見られる短頭種に起因する呼吸器疾患を避ける方針であるからです。また、前足がO脚になるのは好ましくありません。
小さい耳は先端が丸く、鼻先にはストップがあります。
毛質はロングヘアとショートヘアがあり、体重2~4kg程度の、小さめなセミコビーです。

気質

人懐っこく、好奇心旺盛な猫。穏やかな一面もあるので、初心者にもおすすめ

毛種

短毛種・長毛種

毛質

ダブルコート

毛色

ミヌエットの毛色:クリーム
クリーム
ミヌエットの毛色:ゴールド
ゴールド
ミヌエットの毛色:シナモン
シナモン
ミヌエットの毛色:シルバー
シルバー
ミヌエットの毛色:ブラウン
ブラウン
ミヌエットの毛色:ブラック
ブラック
ミヌエットの毛色:ブルー
ブルー
ミヌエットの毛色:ホワイト
ホワイト
ミヌエットの毛色:ラベンダー
ラベンダー
ミヌエットの毛色:レッド
レッド

など

模様
パターン

ミヌエットの毛柄:キャリコ
キャリコ
ミヌエットの毛柄:ソリッド
ソリッド
ミヌエットの毛柄:タビー
タビー
ミヌエットの毛柄:タビー&ホワイト
タビー&ホワイト
ミヌエットの毛柄:ティップド
ティップド
ミヌエットの毛柄:バイカラー
バイカラー
ミヌエットの毛柄:パーティー
パーティー
ミヌエットの毛柄:ポインテッド
ポインテッド
ミヌエットの毛柄:ポインテッド&ホワイト
ポインテッド&ホワイト

体型

セミコビー

体重

オス:3~4kg
メス:2.5~3.5kg

初心者向け度

性格・特性

  • マイペース

    甘えん坊

  • のんびり

    活発

  • 小さい

    大きい

  • がっちり

    スリム

  • レア

    メジャー

平均寿命

9.2歳

原産国

アメリカ
アメリカ

公認団体

TICA

ミヌエットの性格

ミヌエットは、ペルシャの人懐っこさととマンチカンの活発さを兼ね備えています。
人に対しては非常にフレンドリーで、警戒心が少なく、来訪者にもすぐに懐きます。
甘えん坊なところがありますが、過度にベタベタするタイプではないので、留守番などひとりで過ごす時間もあまり苦にならないタイプです。

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ミヌエットの歴史

ミヌエットは、以前は「ナポレオン」と呼ばれていた猫で、2015年5月に名称が変わりました。猫種の起源も新しく、最初の子猫が作出されたのは1996年のことです。
作出者のジョセフ・スミスは、猫ではなく犬のブリーダーで、バセットハウンドの繁殖やドッグショーでのジャッジメントを務めるなど、足の短いこの犬の熱烈な愛好者でした。

前年の1995年6月、ジョセフは米国の新聞「ウォール・ストリート・ジャーナル」の記事で、足の短い猫マンチカンのことを知りました。ジョセフはマンチカンに夢中になり、猫にも短足の遺伝子があること、そして育種のプロセスで避けられない、足が長くなってしまったマンチカン(のような猫)が捨てられて、多くの保護センターに収容されているのを知りました。ジョセフには収容されていた猫がどれもマンチカンであったかどうかの確信はなかったものの、「足が長くなるために捨てられる」という例があってはいけないと考え、自らの手で短足猫の固定化を試みたのです。
ジョセフは最初に、猫種として固定しているペルシャをマンチカンと交配させました。その子猫をヒマラヤンエキゾチックショートヘアなどペルシャ系の長毛猫とかけ合わせて生まれたのがミヌエットでした。

ジョセフはミヌエットを新猫種とするため、2001年に猫の血統登録団体TICAで予備登録を受けました。その後もジョセフは研究と育種を続けましたが、彼の考える理想のミヌエットに近づくことがなかなかできず、2008年にはこの育種計画を降りてしまいました。しかし、サム・テートやマージ・ガードナーらほかのミヌエットのブリーダーが後を引き継ぎ、現在も世界中でミヌエットの育種が進められています。

鼻が低すぎない、足が短いことを共通点に長毛と短毛のあらゆる毛色が生まれることから、一見して固定した猫種とわかりにくいため、猫の血統登録団体ではミヌエットを新猫種として認めない団体もあります。そのためキャットショーに出展される機会も少なく、日本でも認知度が低い希少種となっています。

ミヌエットの飼い方

子猫時代は元気いっぱいのミヌエットですが、成猫になると落ち着いてくる子が多いようです。特に若いうちは、しっかりと運動ができる環境を整えてあげましょう。

ミヌエットは甘えん坊ですが、マイペースな側面もあり、自分からは甘えたがるのに人からしつこくされると嫌がる傾向にあります。しかし、頑固さや気の強さはあまりありませんので、基本的には飼いやすい猫種でしょう。自立心もあるので、留守番もできます。

短毛と長毛がいますが、どちらもダブルコートです。非常に柔らかい毛質であるうえに、抜け毛も多いため、手入れは少々手がかかります。コミュニケーションも兼ねつつ、できれば毎日ブラッシングをしてあげましょう。

ミヌエットの毛色

長毛~短毛まであり、あらゆる毛色が認められています。

ミヌエットの気を付けたい病気

ミヌエットのかかりやすい病気として、肥大型心筋症・拡張型心筋症などの心臓疾患や多発性のう胞腎があります。
心筋症は心臓を動かす筋肉が太くなったり、心臓が拡大することで負担が大きくなる病気です。たいして運動していないのに息苦しそうにぐったりしていたら、この疾患を疑って早めに病院で検査をしましょう。

多発性のう胞腎とは、腎臓に細かい水の袋がたくさんできてしまい、腎臓の機能を奪ってしまう疾患です。
腎臓の機能が低下すると心臓疾患と同じようにぐったりするのに加えて、多飲多尿などの症状が表れます。注意しておきましょう。

また、ミヌエットはマズルが短くなり過ぎないよう育種された猫種であるのもの、角膜炎、流涙症などの眼病や呼吸器疾患にかかる個体もいます。涙の量や目の周りの様子はこまめにチェックするとともに、夏などは空調管理を十分に気をつけてあげましょう。

ミヌエットの価格相場

グループサイト、『みんなの子猫ブリーダー』における、ミヌエットの直近3ヶ月間の子猫ご成約時の平均価格は約18万円、最高価格は59万円、最低価格は6万円です。
※一般的に子猫の価格は猫種スタンダードに近いかどうか、血統、顔、毛色、体の大きさ、月齢などの要因で変動します。

ミヌエットの名前ランキング

2023年

男の子

1位
レオ
2位
ルイ
3位
きなこ
4位
ラテ
5位
そら
6位
とろろ
7位
ぽんず
8位
ジル
9位
ロイ
10位
おもち

女の子

1位
ルナ
2位
くるみ
3位
メル
4位
あずき
5位
メイ
6位
うに
7位
こむぎ
8位
さくら
9位
もこ
10位
もも

2022年

男の子

1位
レオ
2位
しらす
3位
うに
4位
てん
5位
まる
6位
メル
7位
ラテ
8位
ロイ
9位
きなこ
10位
こはく

女の子

1位
りん
2位
モカ
3位
うに
4位
メル
5位
ベル
6位
モコ
7位
ラテ
8位
ルナ
9位
ルル
10位
あずき

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