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ターキッシュアンゴラ


英語表記 Turkish Angora
原産国 トルコ
公認団体 CFATICAFIFe
毛種 長毛種

ターキッシュアンゴラの特徴

ターキッシュアンゴラはくさび型の頭部に付け根の広い大きな耳はとがっていて、少しつり上がったアーモンド形の丸い目をしています。
筋肉質で中型のフォーリンタイプで、平均的な体重は2.5~5kg程度です。
しっぽは長くふさふさとしており、幅の狭い胸元は飾り毛に囲まれています。被毛は素晴らしい手触りの長毛のシングルコートです。
目の色は多様で、青、緑、琥珀、オッドアイなどが存在し、すべてが公認されます。

ターキッシュアンゴラの性格

ターキッシュアンゴラは自由が好きで束縛を嫌います。その性格は「歌いながら歩く猫」、「バレリーナのような猫」と称され、家族みんなに愛されることよりも、猫自身のお気に入りの1人と親しむことを好むタイプの猫です
ほかの猫や犬などのペットと仲良くできるかどうかは、お気に入りの人間の意識が常に自分に向いているかどうかによります。常に自分が1番であれば、ほかの動物や家族ともうまく付き合っていけます。

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ターキッシュアンゴラの歴史

最も古い猫種のひとつとしてあげられるペルシャですが、それよりもさらに古く、ペルシャの祖先であったという説も論じられているのがターキッシュアンゴラです。
中央アジアの野生種であるマヌルネコは、比較的イエネコに近い特徴を持つヤマネコですが、そのマヌルネコを祖先とするネコがアンゴラ(現在のトルコ)で進化したものが、ターキッシュアンゴラの祖先と考えられています。
最も古い記録は1600年代に残されており、少なくともそこから数百年は古くから存在したと推定されています。
この時期にはすでに、白い長毛の優美な姿の特徴ができあがっており、ヨーロッパ他世界中に持ち込まれて王侯貴族など上流家庭に愛され、人気となりました。特に中世フランスではマリー・アントワネットの愛猫として知られていました。

1800年代に入ってもターキッシュアンゴラは人気の猫種でしたが、1900年代半ばになると同じように白く、より多毛で顔のつぶれたペルシャに人気が移ってしまいました。さらに、ペルシャの改良のためターキッシュアンゴラを交配することになり、猫種としてはペルシャのみが生き残るという形になってしまったのです。
原産国であるトルコは、この状況を看過しませんでした。美しい宝石のような猫を国の宝として、首都アンカラの動物園でターキッシュアンゴラの保存を進めることにしたのです。
以降、トルコでは、ターキッシュアンゴラが国外で繁殖されることで、その特徴が失われることを懸念し、保存していた猫たちを譲渡することに大変慎重になりました。

20世紀に入り、1人のアメリカ軍人が、アンカラ動物園でターキッシュアンゴラを見初めました。しかし、アンカラ動物園は猫たちの譲渡に難色を示しました。当時も、そして今も、ターキッシュアンゴラは大変高級な猫であり、イスラム教の神であるアラーの愛した猫として、一般家庭で飼育されることも非常に少なく、入手困難な猫なのです。結局、1962年になってようやく、アメリカ軍人グラントの妻であるリーザは、夫を通じてターキッシュアンゴラのつがいを1組、譲り受けることができました。彼ら以外にも数人のアメリカ人や軍人がターキッシュアンゴラを譲り受けて持ち帰り、この時の猫たちを基盤にアメリカで改めてターキッシュアンゴラの育種が始められることになりました。
ターキッシュアンゴラたちはアメリカでも人気が上昇し、繁殖と育種は順調に進みました。
現在ではほとんどの猫血統登録団体が猫種として公認しています。

ターキッシュアンゴラの飼い方

ターキッシュアンゴラは活発で遊び好きで好奇心が強く、ネズミ捕りなどのハンティングも大好きですので、一緒に遊んであげましょう。
非常に賢いため扉の開閉など頭を使った遊びや、高い所に上ることも好きですので、上っても家具が倒れないように固定したり、キャットタワーを用意したりしましょう。開けられて困る棚や扉には鍵をかけておくことをおすすめします。
冒険心があるので、外出をすると帰って来なくなる可能性があります。戸締りはきちんとしておきたいものです。

ターキッシュアンゴラはミディアムロングのシングルコートですが、毛量が多いため、コーミングを週に1度以上は行ってあげましょう。

ターキッシュアンゴラの毛色

ターキッシュアンゴラはホワイトに代表されるソリッドやタビー、キャリコ、バイカラー、スモークなどあらゆる色が存在し、ラベンダー、チョコレート、ポイント以外のすべての色が公認されています。

ターキッシュアンゴラの気を付けたい病気

土着の歴史が長い純血種であり、遺伝性疾患は比較的少ないとされているターキッシュアンゴラですが、「Ataxia」と呼ばれる運動失調症の発症確率がほかの猫より高いとされています。発症すると成猫に達する前に亡くなってしまいます。
この病気は小脳の異常が原因と推定されていますが、猫においては詳しいことはよくわかっていません。

ターキッシュアンゴラは、純血の猫で時々見られる肥大型心筋症になりやすい傾向があるとも言われています。
遺伝的傾向であれば2~3歳程度で、その兆候が見られることが多くあります。遺伝でなくても、中高齢以上になると多くの猫種で発症しやすくなります。
若猫であるのにもかかわらず、運動をしたがらなくなり、寝てばかりいるような状態であれば、早めに動物病院を受診しましょう。

ターキッシュアンゴラの里親募集

現在、ターキッシュアンゴラの里親募集はありません。

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