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ソコケ


英語表記 Sokoke
原産国 ケニア
公認団体 TICAFIFe
毛種 短毛種

ソコケの特徴

体に比べてコンパクトなくさび型の頭で、額は広く、鼻は中くらいの長さです。耳は大きく、先端はわずかに丸く房毛があります。大きく、ややアーモンド形の目は淡い緑からアンバーまでです。体は細長く筋肉質で、後ろ足が長く、しっぽも長い、体重3~5kg程度のオリエンタルタイプです。
毛色には独特のタビー(縞模様)があります。

ソコケの性格

ソコケは大変活発で、やや繊細な面があります。人にはよく馴れ、家族に対しては愛情深く接します。
子どもやほかのペットとも仲良くできますが、しつこくかまわれると逃げ出してしまい、決して争うことはありません。しかし、ひざの上でじっとしていることを好む猫ではないので、高齢者向きとは言えません。
よく鳴く猫ですが、鳴き声は可愛らしく、大騒ぎという印象は少ない猫です。

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ソコケの歴史

自然豊かで開発が進んでいない地域で見つかった土着の猫が、それまで知られていなかった新種として欧米を中心に取り上げられるというケースが時々あります。ソコケもそんな猫種の1つで、ケニア東部の自然保護地域にあるソコケの森と呼ばれるエリアで発見されました。猫種名もその土地の名にちなんだものです。この森にすむ先住民ギリアマ族のあいだでは、「Kadzonzos(樹皮を意味する言葉)」という名前で呼ばれてきた猫でした。
Kadzonzosはヤマネコのように人間の利害とは敵対せず、繁殖においても干渉されず、独自に種を維持してきました。

Kadzonzosが欧米に紹介されることになったきっかけは1978年のこと、ケニア東部にココナツ農園を所有していたジェニー・スレーターの家でした。敷地内に生まれたばかりの仔猫とその母猫がいると庭師から報告を受けたスレーターは、猫たちの独特の縞模様に心惹かれ、連れ帰ることにしました。
さらにスレーターは、彼女のデンマーク人の友人グロリア・モルドラップにこの猫の存在を伝えます。モルドラップもまた猫たちに興味を示し、1984年には2頭の子猫がモルドラップのもとに送られました。ソコケの森がある自然保護地域では絶滅に瀕した希少動物が存在していましたが、同じように減少していく猫たちについては保護の対象にされていませんでした。Kadzonzosの将来を案じたスレーターとモルドラップは、この美しい猫たちの個体数を増やすべきと考えたのです。

モルドラップに送られた2頭の猫には、それぞれJeniとMzuriと名付けられ、1985年には最初の子猫を産みました。Kadzonzosたちは初期にはアフリカンショートヘア、のちにソコケ(一部の国ではソコケ・フォレストキャット)と名付けられました。現在も血統登録をたどることのできるソコケたちの多くが、JeniとMzuriの2頭にたどりつくことができます。
JeniとMzuriの子猫たちから第5世代になったとき、ソコケはデンマークのキャットショーに出展され、1993年には国際的な猫の登録団体であるFIFeに新しい猫種と認められました。

また、遺伝子プールを広げて猫種を健全に維持するために、1990年にはさらに3頭のソコケたちがデンマークに輸入されました。その後、スウェーデンやイタリア、アメリカなどにも少しずつ送られたソコケたちを基礎に、育種が続けられています。2008年にはアメリカの信用ある血統登録団体TICAでも、登録が始まりました。

ソコケの飼い方

ソコケは大変活発な猫で、特に若猫のうちは十分な運動が健康な発育のために欠かせません。
遊べるスペースやしっかりしたキャットタワーを用意してあげましょう。

人懐っこく、しつけのしやすい猫です。飼い主にコミュニケーションを求めますので、よく遊んであげることが大切です。依存心はそれほど強くないので留守番もできますが、犬などほかのペットとも仲良くできるので、一緒に飼育するのも良いでしょう。ただし、小動物と一緒に放し飼いにするのはリスクが大きいと言えます。

短毛でありアンダーコートがないので、抜け毛が極端に少なく、毛の手入れは非常に楽です。水が好きで泳ぐ個体もいますので、シャンプーも楽にさせてくれるでしょう。
一方、アフリカ原産の猫であるため、寒冷地での飼育は十分な保温が必要です。猫に服を着せるときは、上下運動の時に引っかからない素材を選ぶことが安全です。ニット類には特によく注意してください。

ソコケの毛色

ライトブラウンからダークブラウンに至るまで幅広い範囲の毛色に、特徴的なタビー(縞模様)があります。
また、ソコケの猫種としては未公認ながら、スノウと呼ばれる毛色があります。これは、体の一部の毛色に白が混ざることでタビーや毛色が溶けるように淡くなるコートカラーですが、出現率や遺伝性疾患への影響などを調査するため、公認が見送られている経緯があります。

ソコケの気を付けたい病気

ソコケは自然発生種であり、比較的病気には強いとされています。
しかし、やや繊細な面があり、ストレスが疾患につながる可能性があります。
十分な運動とコミュニケーションを心がけ、栄養バランスの良い食事と適度な室温管理が大切です。

アンダーコートがないので毛球症にはかかりにくいものの、猫一般にかかりやすい下部尿路疾患には注意をしてあげましょう。

ソコケの里親募集

現在、ソコケの里親募集はありません。

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